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保育士・施設長 HARUKA.K

私が施設長になって実感した「役職が自分を育ててくれる」ということ。私が施設長になって実感した「役職が自分を育ててくれる」ということ。2007年入社 / 保育士・施設長
HARUKA.K

前職
幼稚園教諭
出身地
神奈川県
趣味
サーフィン・キャンプ
座右の銘
七転八起

子どもたち一人ひとりに
向き合う保育がしたい

子どもたち一人ひとりに向き合う保育がしたい

まずは入社の経緯を伺えますか?

私が入社したのは2007年で、それ以前は1年ほど、幼稚園の先生をしていました。

幼稚園から保育園に転職したのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

私たちが学校を卒業した頃は就職氷河期と言われた時代で、どこも狭き門だったんですね。ようやく就職先が決まったのですが、就職した先はいわゆるマンモス園という幼稚園でした。とても規模が大きく、働けば働くほど進みたい保育の道ではないと気づきました。

そして、小規模で家庭環境の延長のような保育園で働きたい、子どもや保護者の方をお客さま扱いするのではなく、家族のように寄り添う関係でいたい。そんな気持ちが強くなったのです。

さまざまな保育園がある中で、アイオルへの入社を決めたポイントはなんだったのでしょう?

当時の私は、いまで言う第二新卒の状態でしたから、何度も転職を繰り返すのは避けたいと思っていました。「今度こそ自分が目指す、一人ひとりと向き合った保育ができる環境を探そう」とさまざまな保育園を調べ、見学を重ねました。そうした中で、「こんなに強い想いを持った経営者がいるんだ」と驚かされたのが、アイオルだったのです。

「母親目線で保護者支援を行いたい」「子どもたちが、子どもなりの社会の中で生きる力を育めるような保育をしたい」と熱く語る代表の増本の姿に強く引かれ、「ここで働きたい!」と転職を即決したのを今でもよく覚えています。

「保育だけ」の施設長には
ならないように

「保育だけ」の施設長にはならないように

現在の役職は、百合丘ルミナス保育園の施設長と伺っていますが、どのようなキャリアを歩まれたのでしょうか?

アイオル第一号の百合丘園は当初はとっても小さな園でした。私が入社した頃は、ワンフロアで20 人ほどの子どもたち一人ひとりとの関係を大切にするような環境のなか、子どもの良いところを見つけ、褒めて伸ばしていく保育が実現されていました。それが保護者の方々にも伝わって信頼関係が築けたからか、自然と困っていることなどを相談してくださるようになり、その後は「保護者支援」も意識した保育を実践してきました。

その取り組みが評価していただけたのか、すぐに主任に抜擢していただき、27 歳の時、施設長候補の打診をいただきました。ただ、当時はマネジメントの経験も浅く「自分に務まるはずがない…」という不安の方が大きかったです。

それでも、施設長のポジションに挑戦されたんですね。

主任時代には、前任の施設長にきめ細かく指導していただいていましたし、代表の増本からも「はじめから完璧にできると思って任せるわけじゃない。役職が人を育ててくれる部分が必ずあるから、まずは経験してみよう」と背中を押していただいて、トライしようと思いました。実際に、大きな役割を与えられて責任感も強くなったことで、自分自身がすごく成長できたと実感しています。こうした「機会を与えて伸ばしていく」スタンスは、職員を指導する立場の人間となった現在も、とても大事にしています。

施設長の役割や業務内容について具体的に伺えますか?

代表の増本からは、「保育だけをやる施設長にはならないように」と常々言われています。保育業界から出ても活躍できるような社会性や常識、経験、スキルなどをきちんと磨くという考えのもと、幅広い業務に携わりつつ、定期的にマナーやコミュニケーション研修も受けています。

「保育だけをやらないように」というのは興味深いですね。

もちろん、定期的に園内を見て回り、子どもたちの保育が適切に行われているかチェックし、時には子どもたちと触れ合うこともあります。とはいえ、メイン業務はあくまで保育園の運営やスタッフのマネジメント、予算管理などが中心です。

また、本社のメンバーやグループ園の施設長とチームを組んで、会社全体の採用・運営チームのお仕事に取り組んだり、地域や自治体の情報を調べて、現場の先生たちと一緒に「子育てサロン」という保護者支援のイベントの企画を検討したり。またグループ園の施設長が全員集まる「施設長会議」も月2回あり、現場の課題や解決策をみんなで持ち寄ることで、人事やマネジメントのノウハウを磨けるのも大きいですね。

みんなに働きがいと
達成感を得てほしい

みんなに働きがいと達成感を得てほしい

施設長として、常に大事にしていることはありますか?

現場の先生たちが「これをやってみたい」という意見を発信しやすい雰囲気づくりと、実現するためのサポートですね。自分発信のアイデアであれば、先生たちも頑張りがいがあると思いますし、その成果が保護者の方の笑顔や子どもたちの夢中になることの発見につなげられれば、やりがいも大きいと思います。

決められた勤務時間の中で、日常的な業務とアイデアを形にするための準備が両立できるように、時に手を差し伸べて、時に背中を押して。そうして、「やりきれた!」という達成感を得られるようにしてあげたいと思っています。

榊原さん自身も、アイデアを形にしてきた経験がおありですか?

それはもう、たくさんあります(笑)。大きなもので言えば、姉妹園の施設長たちと「副主任」というポジションをつくったことですね。以前は園長と主任がいて、その他のスタッフは全員フラットという組織構成だったんです。けれど、私自身の経験から「主任を支える存在も必要だな」「主任へのステップアップの準備期間もあるべきだな」と考え、副主任のポジションの新設を提案して実現させました。

現場の意見から新しいポジションができるというのは、大きな変化ですね。

アイオルは小さな会社ですからね。職員一人ひとりの考えを尊重してくれるし、誰かが悩んでいたとしても親身に、全力でサポートしてくれる。保育は人の手でしかできない仕事ですから、気持ちよく健康的に働ける環境や風土は本当に重要だと思います。

では最後に、応募を検討中の方々にメッセージをお願いします。

アイオルは“現場第一”の会社です。「こんなことがやりたい」「アイデアを活かしたい」という想いや、「誰かの役に立つ仕事がしたい」といった意欲があれば、きっと実現できるはずです。ここで一緒に働き、成長しながら、保護者支援や子ども一人ひとりとの関わりを大切にした保育など、自分なりのやりがいを見つけてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

休日の過ごし方 家の目の前が海なので、お休みの日は海に行ってサーフィンをしたり、散歩をしたりするのが基本スタイルです。

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